【社説】裁判所から警告受けた防疫パス…精巧に穴を埋めてほしい=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.06 10:45
ソウル行政裁判所が一昨日学習塾・読書室・勉強カフェなど教室の外学習施設に「防疫パス」(接種証明・陰性確認)を義務付ける政府の措置にブレーキをかけた。政府が昨年12月6日から学習施設に防疫パスを義務付けると、すぐに反発した全国父兄団体連合などが保健福祉部長官を相手取って提起した仮処分申請を裁判所が受け入れた。ワクチン未接種者に不利益を与えるのは教育の自由と職業選択の自由など基本権を侵害する措置というのが裁判所の判断趣旨だ。
裁判所の決定以降、福祉部が昨日抗告したが、1審本案判決が下されるまで相当期間学習施設に対する防疫パスの義務化措置の効力が停止する。これに伴い、学習施設で拡散されている青少年の集団感染を防ぐためには密集も制限など別途の対策が緊急に見える。さらsに、3月1日に予定された18際以下青少年の防疫パス拡大措置にも影響を与え得るため、政府は対応策を悩まなければならない。