水曜集会30周年、少女像の両側で2つの集会
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.06 06:43
「30年という時間にもかかわらず、日本政府は謝罪どころか退行だけ繰り返しているとは誰が考えたでしょうか」
5日で30周年を迎えた「水曜デモ」で日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)の李娜栄(イ・ナヨン)理事長が述べた話では複雑な心情がにじみ出ていた。1992年1月8日に開始して30年となったデモは、この日で1525回目を迎えた。この日午後12時ごろ、ソウル鍾路区(チョンノグ)聯合ニュース社屋前と旧日本大使館前で開かれたデモの公式名称は「第1525回 日本軍性奴隷問題解決のための定期水曜デモ」だ。
水曜デモの近くでは保守系市民団体「自由連帯」などの集会が開かれた。両側の集会には約300人が参加した。警察は150人余りの人員を投じて両側の衝突など突発状況に備えた。自由連帯側で水曜集会に向かって大声を上げる場面もあったが、衝突状況は発生しなかった。水曜デモ参加者は集会を終えた後、外交部庁舎前まで行進した。