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北朝鮮がミサイル発射した日…文大統領、南北鉄道訪れ「50分あれば金剛山に行ける」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.05 16:00
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韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が5日、東海(トンヘ)線の江陵(カンヌン)-猪津(チェジン)鉄道建設事業着工現場を訪れ、韓半島(朝鮮半島)の平和と繁栄に対する意志を確認した。この日の北朝鮮の短距離発射体の発射については「このような状況を根源的に克服するために対話の手綱を放してはいけない」と話した。

文大統領はこの日、韓国最北端の駅である猪津駅で開かれた行事で「江陵-猪津区間の鉄道建設着工を心より祝う」とし「東海岸鉄道網を完成させて韓半島を南北につなぐ東海北部線の復元で、江原道は新たな姿へと飛躍し、南北経済協力の基盤も備えることになるだろう」と述べた。

 
文大統領は「2018年、南と北は鉄道と道路交通網をつなぐことを約束した。『4・27板門店(パンムンジョム)宣言』で京義(キョンウィ)線、東海線の連結と現代化に合意し、『9・19平壌(ピョンヤン)共同宣言』を通じて実践的な対策にまで合意した」とし「そして北側の鉄道区間の共同調査を実施し、同年12月26日開城(ケソン)板門駅で東・西海(ソヘ、黄海)線の南北鉄道・道路着工式まで開催したが、残念なことにその後実質的な事業の進展を成し遂げられなかった」と述べた。

文大統領は「猪津駅から約50分あれば金剛山(クムガンサン)駅に到着する。北朝鮮と観光協力再開の基盤が用意される」としながら「東海岸の元山(ウォンサン)と端川(タンチョン)、清津(チョンジン)と羅先(ラソン)は北朝鮮の代表的な工業地帯だ。将来、南と北が協力することになれば、環東海圏エネルギー・資源ベルトが実現されるだろう」と話した。

文大統領は「南北が再び対話を始めて韓半島で不可逆的な平和の扉が開かれるとき、南北間の経済協力は経済発展の新たな突破口であり、持続可能な成長の基盤になるだろう」と述べた。

文大統領はこの日、北朝鮮の短距離発射体の試験発射についても言及した。文大統領は「韓半島に時々緊張が造成される。今朝、北朝鮮は未詳の短距離発射体を試験発射した。これによって緊張が造成され、南北関係の停滞がさらに深まる恐れがある。しかし我々はこのような状況を根源的に克服するために対話の手綱を放してはいけない」と話した。

続いて「北朝鮮も対話のためにより一層真剣に努力しなければならない。南北が共に努力して南北間に信頼が築かれるとき、ある日ふと平和が我々のそばに近づいてきているだろう」と付け加えた。

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    北朝鮮がミサイル発射した日…文大統領、南北鉄道訪れ「50分あれば金剛山に行ける」

    2022.01.05 16:00
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    韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が5日午前、江原道高城郡(カンウォンド・コソングン)猪津(チェジン)駅で開かれた東海(トンヘ)線の江陵(カンヌン)-猪津(チェジン)鉄道建設着工式に出席して、署名を終えた後に地域住民と拍手している。[写真 青瓦台写真記者団]
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