済州島四・三事件の犠牲者9000万ウォン…韓国戦争前後に民間人虐殺、韓国政府初めての補償
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.05 11:57
済州島(チェジュド)四・三事件犠牲者(行方不明者を含む)1人当たり9000万ウォン(約871万円)余りの補償金が支給される。事件発生74年ぶりに関連法が閣僚会議を成立して必要な法的手続きが終わった。
行政安全部は4日「済州島四・三事件真相究明および犠牲者名誉回復に関する特別法』公布案がこの日、閣僚会議で議決された」と発表した。特別法は犠牲者などに対する補償金支給基準案などを含んでいる。「四・三特別法」は昨年2月国会で成立して補償への道が初めて開かれた。当初賠償・補償でない慰謝料と明示された。その後、補償金の意味合いや金額、支給方式などをめぐる議論が加速化し、ついに先月9日特別法改正案が国会本会議を成立した。