朴槿恵前大統領「真実は歴史の法廷で明らかに」…弾劾不当を主張
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.31 08:23
朴槿恵(パク・クネ)前大統領は自身が弾劾されたことについて「嘘はしばらく人々の目を覆い、耳をふさいで世の中をだますことができるだろうが、時間が過ぎれば真実がその姿を必ず現す」と主張した。1審裁判後に判決の不当性を主張する支持者の手紙には「形式的には合法的な姿をしていても、実質的に正当性がなければこれを法治主義とは言えない」と答えた。中央日報が30日に入手した朴前大統領の書簡集『恋しさは誰にでも生まれるものではありません』には、弾劾の不当性への言及が多かった。
「セウォル号7時間」に関連し、朴前大統領は「その日は私の体調が良くなかったので(青瓦台)官邸で関連報告を受けた。セウォル号が沈没した当時の状況に関連し、私に対する奇怪なデマと悪意の謀略があったが、私は真実の力を信じていたので沈黙していた」と書いた。
朴前大統領は書簡集で弾劾を呼んだ国政壟断事件やセウォル号沈没事故に関連し、具体的な事実関係や背景の説明をする代わりに「後日の歴史の法廷で真実が明らかになる」「多くの時間が経過すればどれが真実かが明らかになるだろう」とした。