韓国外交部長官「慰安婦問題関連で日本の前向きな対応期待」
ⓒ 中央日報日本語版2021.12.29 16:59
韓国外交部の鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官は29日、慰安婦問題に関して「日本がもう少し前向きかつ合理的な対応をすることをわれわれは期待している」と話した。
鄭長官はこの日、ソウルの外交部で行われた記者懇談会で「韓国政府としては(慰安婦)被害者らと対話を継続してこの問題の解決に向けた現実的な案を日本側に提示し続けている」としてこのように明らかにした。
文在寅(ムン・ジェイン)政権は韓日慰安婦合意で作られた和解・癒やし財団を2018年に解散し、政府予算で103億ウォンを編成して男女平等基金に出資した。財団の残余基金などの処理方向をめぐって日本と協議を進めているが数年にわたり足踏み状態だ。