日本、「佐渡鉱山」世界遺産登録推進…韓国政府「撤回せよ」外交折衝戦予告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.29 07:06
日本が日帝強占期に朝鮮人に対する強制労働が行われた佐渡鉱山の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産登録を推進することに対し韓国外交部は28日、「非常に嘆かわしく、これをただちに撤回することを促す」と明らかにした。外交部の崔泳杉(チェ・ヨンサム)報道官はこの日の定例会見で「(2015年に世界文化遺産に登録された軍艦島など)日本の近代産業施設関連の世界遺産委員会の決定と日本自ら約束した後続措置がまともに履行されていない状況」としながらこのように話した。
日本の文化庁文化審議会はこの日新潟県にある佐渡鉱山を世界遺産登録推薦候補に選定した。今後日本政府は来年2月1日までに佐渡鉱山の世界遺産登録に向けた推薦書をユネスコに提出するかに対し検討することになる。日本が最終的に申請書を提出する場合、ユネスコの審議・検討を経て2023年6月に佐渡鉱山の世界遺産登録の可否が決定される。