【コラム】「2~3週間以内に明らかになる」とされたオミクロン株…明らかになった正体見ると
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.27 11:21
先月南アフリカでオミクロン株が初めて報告された後、米国で最初の感染者が出たのが今月1日だ。感染力が強いということ以外にわかることがなく恐怖感だけ大きくなった当時、米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)のファウチ所長はオミクロン株の正体を把握するためには2~3週間が必要だと話した。疫学・臨床的特性があらわれる実験室データを得るまでそれだけの時間が必要という話だった。
それから2~3週間が過ぎた。デルタ株より感染力ははるかに高く、致死率は低いという点がおぼろげに表れたが、完全に明らかにはなっていない状態だ。現在まで米保健当局と専門家がメディアを通じてオミクロン株について明らかにした内容を整理した。