失点競争ばかりする韓国大統領候補…支持率35%超えられず非好感度も60%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.26 13:03
悪材料、悪材料、悪材料また、悪材料。
最近の与野党の大統領候補の状況を要約すればこうだ。野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領候補の夫人キム・ゴンヒさんの虚偽経歴疑惑が政界の話題になると、16日には与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)大統領候補の息子の賭博議論が起きた。結局李候補は16日、尹候補は17日に頭を下げたが、終わりではなかった。
21日には土地開発不正疑惑にかかわって検察と警察の取り調べを受けたキム・ムンギ城南(ソンナム)都市開発公社開発事業第1処長が死亡すると李候補を狙った野党の攻勢があふれた。尹候補は同日の「極貧の生活をし学んでいない人は自由が何かわからない」という発言と、23日の「民主党には入れないのでやむなくこの国民の力を選択した」という発言で炎上した。政界では「両候補とも得点はできず失点だけする」という反応が出てきた。特に24日には文在寅(ムン・ジェイン)大統領が朴槿恵(パク・クネ)前大統領を特別赦免することに決めると両候補とも得失計算に忙しい様子だった。