【社説】「科学防疫」で信頼勝ち取った台湾を見習うべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.24 14:28
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のオミクロン株まで世界に急速に拡大しているところだが、台湾は今月22日、地域感染者と死亡者が共に0人を記録した。台湾の5月第3週目の感染者(3390人)は韓国(4360人)とほとんど大差なかったが、最近の両国状況は両極端だ。「台湾の奇跡」の秘訣は先制措置、迅速対応、透明な情報公開、スマート防疫、政府と民間資源を統合した共同防疫、民主的ガバナンスなど6つ挙げられる。
何よりも政府に対する国民の信頼に基づいた自律防疫のおかげという評価を受けている。情報通信技術(ICT)を最大限活用して飛沫伝播を先制的に遮断した。例えばすべての入国者に「7+7+7(施設隔離7日、在宅隔離7日、自律観察7日)義務化措置」を忠実に履行した。強制封鎖がなくても国民の自発的な参加を誘導した蔡英文総統政府の疎通能力が光った。