「金正恩のハッカー部隊23億ドル稼いだ…北朝鮮体制維持の命綱」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.23 07:58
北朝鮮の「ハッカー部隊」が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の政権維持手段になっていて、サイバー犯罪で取得した不正収益だけで3兆ウォン近いという主張が出てきた。
ブルームバーグビジネスウィークは22日、北朝鮮のハッカー部隊がサイバー犯罪で金正恩政権の核開発資金を賄うだけでなく、経済まで支えていると報じた。特に米国と国連安全保障理事会の調査の結果、ハッカー部隊はサイバー犯罪で23億ドル(約2兆7000億ウォン、約2600億円)の資金を盗み出したと伝えた。
北朝鮮のサイバー戦力レベルは相当高い。米国は、北朝鮮のハッカー部隊が一時的、制限的とはいえ自国の核心インフラ施設と企業のネットワークを崩壊させる可能性がある、とみている。その実力で強大国の国防機密を入手したり、ランサムウェアで暗号資産(仮想通貨)を盗み出したりするなど犯罪行為をしている。