予想外のワクチン効果急減…「日常回復45日」で感染者4倍、死亡5倍に=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.20 09:14
新型コロナ事態に入ってから2年ぶりに取り戻した日常生活がストップした。韓国政府は11月1日に第一歩を踏み出した段階的な日常回復(ウィズコロナ)を中断し、当分は「社会的距離」を適用することにした。防疫緩和で感染者数が急増し、予想以上に重症者と死亡者が爆発的に増えたことを受け、「一時停止」を選択したのだ。
◆ワクチン接種率70%を盾に始まったウィズコロナ
先月1日、新しい防疫体系「段階的な日常回復(ウィズコロナ)」第1段階が始まった。当時、ワクチン接種完了率は75%、1回目の接種率は80%に達した。高い接種率を盾に従来の「社会的距離」の代わりに防疫体系を転換したのだ。感染者の発生を抑える従来の防疫目標を、重症者・死亡者を最少化する方向に変えた。