息子のギャンブルvs夫人の虚偽履歴…「何を検証するべきか」 見るに堪えない「韓国の非好感大統領選挙」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.17 06:58
未来ビジョンを巡って意見を戦わせる巨大談論場になるべき大統領選挙が各候補の家族問題でもつれている。野党「国民の力」大統領選候補の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏の夫人、キム・ゴニさんの虚偽履歴問題に火がついた中で、与党「共に民主党」大統領選候補の李在明(イ・ジェミョン)氏の息子のギャンブル疑惑が加わった。李氏の大庄洞(テジャンドン)不正と、尹氏の告発教唆疑惑に対する潔白を晴らすことができず「歴代級の非好感大統領選挙」だと口々に言われている状況でだ。相次ぐ雑音のため、疲労感を越えて深く情けなさを感じる有権者が増加している。
李氏は長男(29)の常習ギャンブル疑惑が取り沙汰された16日には、一日に3回「謝罪」をした。午前8時51分に配布した「お詫びの言葉を申し上げます」と題するコメントを通じて「父親として息子と共に頭を下げてお詫び申し上げる」とした。息子のギャンブル疑惑がこの日ある新聞によって報じられてから数時間後のメッセージだった。李氏はおよそ40分後に開かれた「社会大転換委員会発足式」を終えてもう一度頭を下げ、その後インターネット報道機関合同インタビューでも「当然責任を負う」としながら低姿勢を貫いた。迅速に公開謝罪をしたほうが選挙戦略上でプラスになるという判断のためだと分析される。