米議会、「在韓米軍下限ライン」除く…「ファイブアイズ」拡大もなく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.16 11:56
米国議会が可決させた2022年度国防権限法(NDAA)では、2万8500人の在韓米軍の縮小を制限する条項が最終的に抜けた。これについて一部では、米中戦略競争が激化する中で在韓米軍の戦略的柔軟性を念頭に置いた布石ではないかという分析が出ている。
米下院に続いて上院は15日(現地時間)の本会議で、過去最大となる7700億ドル(約88兆円)の国防予算を編成する「2022年度NDAA」を賛成89票、反対10票で可決した。NDAAは米国の国防予算・政策を包括する法案で、議会が承認すれば大統領の署名を経て法的効力を持つ。