英FT「金正恩政権、米国との戦争より中国が最大の安保脅威」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.14 09:58
北朝鮮は米国よりも中国を長期政権維持の重大な脅威と見なし、北朝鮮の官僚は中国依存が望ましくないと考えていると、英フィナンシャルタイムズ(FT)が12日(現地時間)報じた。
専門家を引用した報道によると,北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権は最近の米中対立局面で、市場経済の動きを統制しながら、中国との国境を徹底して封鎖している。対立局面で北朝鮮の対中国依存度が高まるのを防ぐための措置と理解される部分だ。これは北朝鮮が米国との戦争より中国の浸透を大きな脅威と考えているためだと、FTは伝えた。
ワシントンのシンクタンク、スティムソンセンターのユン・ソン研究員はFTに「北朝鮮は冷戦時代にも中国とソ連の間の緊張状況を活用した」とし「北朝鮮には『日本は100年の敵、中国は1000年の敵』という言葉がある」と説明した。それだけ北朝鮮内には中国の脅威を警戒する雰囲気があるということだ。