10月末、高齢層の予防効果が42%に低下…ブースターショット打っておくべきだった=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.10 08:44
韓国の段階的日常回復(ウィズコロナ)施行前に、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンを接種した60~74歳高齢層の感染予防効果が40%台に落ちていたことが明らかになった。基本接種回数をクリアしていても新型コロナにかかるブレイクスルー感染(突破感染)に脆弱だったという意味だ。実際に接種群で重篤事例が報告されている。重篤患者の増加に伴う医療対応体系の負担はウィズコロナ第2段階履行の留保につながった。ブースターショット(追加接種)を積極的に考慮するべきだったという指摘が出る理由だ。
9日、野党「国民の力」の李鍾成(イ・ジョンソン)議員が中央防疫対策本部から提出させた資料「新型コロナ予防接種効果」によると、10月第3週(17~23日)におけるワクチン接種完了者の感染予防効果は66.5%だった。この数値は1週間後60.4%に減少した。ウィズコロナ直前だ。問題は高危険群に属する60~74歳だ。