元経済産業省幹部「日本は台湾、韓国、米国との最先端競争に参加できない体たらく」
ⓒ 中央日報日本語版2021.12.09 11:54
日本の遅れた産業政策のため先端産業の危機が深刻化しているという批判があった。
経済産業省出身の評論家、古賀茂明氏(66)は7日、朝日新聞系列の時事週刊誌『週刊朝日』への寄稿で「台湾企業の言いなりになる悲しい日本」と題し、「1988年に世界半導体販売の過半を占めていた日本は、今や10%を切るところまで落ちた。トップ10社中日本企業が6社の時代もあったが、今は1社もない。技術面でも、台湾、韓国、米国企業との最先端競争に参加さえできない体たらくだ」と指摘した。
続いて、(全世界的に半導体不足現象が続く中で)TSMCが日本に新しい工場を建設することになり、日本政府は安堵したが、10年前の技術の20ナノ工程生産設備にもかかわらず「世界最先端工場」と喜ぶ姿だと伝えた。