「遅いと思う時が一番早い」韓日軍事交流
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.07 13:56
先月、韓国と日本は関係を改善する機会を逃した。当時、米ワシントンで開催された韓日米外務次官協議が終わった後、日本が韓国警察庁長官の独島(ドクト、日本名・竹島)訪問を理由に共同記者会見を取りやめたという報道があった。今日の韓日関係を表す端的な事例だ。にもかかわらず、韓日外務次官協議に続いて先月22日にはソウルで韓日局長級協議が行われた。国家間の関係はさまざまな利害関係が複雑に絡んでいて、難しい問題に直面するほど戦略的コミュニケーションがより一層重要になる。
最近、与野党の大統領候補が今後の韓日関係に関する公約を出した。大統領選挙が終わって韓国の対日政策の方向が決定した後、韓日関係を新たに推進することが重要だ。
しかし歴史が我々に与える教訓は、時間は我々を待ってくれないというものだ。現在の韓日関係を放置してはいけない。特に韓日国防当局が今のように責任を相手に転嫁しながら手放しにすることが果たして国家安全保障のために妥当なのか疑問だ。