【特別共同寄稿】ソウルが主催した「国連PKO閣僚級会合」の意味
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.07 11:06
国連平和維持活動(PKO)要員は毎日世界の数百万人の暮らしに目立った変化を作っている。120カ国以上から集まった8万7000人を超えるPKO要員は、命を助け、紛争を予防し、持続的な平和を作る上で助けになっている。しかし彼らが置かれた政治・安全保障状況とPKOに対する攻撃は日増しに悪化している。
これらPKO要員は世界の平和と安全保障に向けたわれわれみんなの共同投資だ。国連加盟国、安全保障理事会、国連総会、受け入れ国、地域機関、国際機関などはいずれもパートナーとして世界各地の複雑な安全保障環境に対応するに当たり各自の独特の役割をやり遂げている。国連のPKO活動は国際社会が紛争を平和に変えられる最も効果的な手段だ。それなら日増しに増える威嚇に対抗してPKOが成功するには何が必要だろうか。PKOが責任を負っている多くの人類の期待を充足し、任務を成功裏に成し遂げるにはどのようなパートナーシップが必要だろうか。
この質問の答を探すため7~8日にソウルで100カ国以上が参加する「国連平和維持閣僚級会合」が開催される。2014年に米ニューヨークで開かれてから6回目の会議がソウルで開かれる。新型コロナウイルスによりオンライン会議で進めるソウル会議ではPKO強化に向けた予算や装備などの支援を公約するだろう。