日帝強制労働被害者の自叙伝、日本で出版
ⓒ 中央日報日本語版2021.12.06 16:36
勤労挺身隊として動員されて強制労働被害を体験した女性の人生を盛り込んだ自叙伝が日本で出版された。
勤労挺身隊ハルモニと共にする市民の会が6日に明らかにしたところによると、勤労挺身隊被害者の梁錦徳(ヤン・グムドク)さん、金性珠(キム・ソンジュ)さん、金正珠(キム・ジョンジュ)さんの自叙伝『奪われた青春奪われた人生』が最近日本で出版された。
女性らは自叙伝で、日本に連れて行かれた経緯、日本で体験した地震と米軍の空襲に対する恐怖、解放後に体験することになったまた別の痛み、そして度重なる挫折を乗り越えて今日に至るまでのつらい人生を書いた。
名古屋訴訟支援会の高橋信代表は推薦のことばで、この自叙伝はだれが被害ハルモニの青春と人生を奪ったかを加害国住民であるわれわれに鋭く尋ねていると出版の意味を明らかにした。
自叙伝を書いた女性らは2012年と2013年にそれぞれ三菱重工業と不二越を相手取り光州(クァンジュ)とソウルで訴訟を起こした。三菱重工業を相手に起こした訴訟は2018年に大法院(最高裁)で最終勝訴したが判は履行されていない。