再び浮上したサムスン-LG「有機EL同盟説」…業界「残るは価格交渉だけ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.06 16:06
今年上半期、市場を騒がしくした「サムスン-LGの有機EL(OLED)同盟説」が再び水面上に浮上した。サムスン電子が来年LGディスプレイの白色有機EL(WOLED)パネルを搭載したテレビを発売するという金融投資業界の見通しが出てきながらだ。2社はこれを否定しているが、業界ではすでに2社間の協議が相当部分進んだとみている。
6日、韓国のハイ投資証券は報告書を出して「サムスンのLGディスプレイ有機ELテレビパネル採択が確実視されつつある」と分析した。ハイ投資証券のチョン・ウォンソク研究員は「業界ではサムスン電子のLGディスプレイ有機ELパネル採択はすでに既成事実として受け入れている雰囲気」とし「来年LGディスプレイがサムスン電子に供給する有機ELパネルは約200万台水準になるとみられる」と話した。
これはLGディスプレイが1年間に生産する有機ELパネルの2割に該当する。サムスンはすでにLGディスプレイから液晶表示装置(LCD)パネルの供給を受けている。