韓国金融委員長「失われた20年」に言及…「日本の轍を踏まないようあらかじめ対応を」
ⓒ 中央日報日本語版2021.12.06 13:29
韓国の高承範(コ・スンボム)金融委員長が日本経済の「失われた20年」に言及し、金融当局の先制的な対応を強調した。
高委員長は3日、非対面で行われた記者懇談会で、「利上げの岐路に入り、間違えれば日本の『失われた20年』の前轍を踏むのでは」という質問に対し、「日本は1985年のプラザ合意以降、円高が続き、長期間にわたり低金利政策を続けた」とし「その間に資産価格が(急騰すると)急激な利上げで資産価格が下落し、購買力が弱まり、産業と家計の問題が膨らんで悪循環したが、これが失われた20年の開始」と説明した。