「火山灰が柱のように吹き出して暗黒に変わった」 インドネシア・ジャワ島で110人死傷
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.06 08:05
インドネシア・ジャワ島の東に位置するスメル火山では今月4日(現地時間)に大型噴火が発生して13人が亡くなり98人の負傷者が発生した。火山の噴火により、12キロメートルに達する火山灰の柱が東ジャバ州ルマジャン地域を襲い、追加の人命被害も懸念されている状況だ。
5日(現地時間)、ロイター・AP通信など外信によると、インドネシア国家防災庁(BNPB)はこの日、スメル山の噴火で13人が亡くなり妊婦2人を含む98名が負傷したと発表した。BNPBは噴煙が視界を遮り移動が難しい状況で今まで902人の住民が退避したと明らかにした。
インドネシア当局は救助隊を現地に急派し、孤立した住民の救出や救援物資の提供などに乗り出した。当局は、前日には火山近隣の鉱山に孤立した10人を救助した。噴火の衝撃により多くの建物が破損し、熱気と火山灰のために窒息死した家畜も続出した。APはBNPBを引用し、負傷者のうち57人が火傷などで入院してこのうち16人が危篤だと伝えた。