「オミクロン株は風邪ウイルスとの混種」…コロナは力を失うのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.06 07:01
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の変異株ウイルス「オミクロン株」が一般的な風邪ウイルスから一部遺伝子を持ってきた混種なので感染力が強い可能性もあるとの研究結果が出た。
今月4日(現地時間)、米紙ワシントン・ポスト(WP)は米国バイオメディカル情報分析会社「Nference」研究陣がオミクロン株の塩基配列を分析した結果をまとめた論文を公開したと報じた。この分析結果によると、オミクロン株は従来の新型コロナウイルスとは違い、風邪ウイルスで見られるような遺伝子コードを有していた。これを根拠にして研究陣は、オミクロン株が他の新型コロナ変異株に比べて感染力は強いが重症化の可能性が低い場合もあると示唆したとWPは伝えた。