韓中オンライン首脳会談を推進…中国、台湾問題で「懸念」表明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.04 12:15
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と中国の習近平国家主席のオンライン首脳会談開催が推進される。2017年12月の文大統領の国賓訪中に対する習主席の答礼訪問が4年間にわたり実現していな中で出てきた案だ。徐薫(ソ・フン)国家安保室長は3日、天津で北京特派員団に対し、前日の楊潔チ共産党政治局員と会談の成果を説明し、「習近平主席の訪韓推進について、新型コロナ状況が安定して諸条件が満たされしだい推進していくという共感を再確認した」とし「それ以前であっても首脳間の必要な意思疎通を進めていくことにした」と述べた。
来年2月に開幕する北京冬季オリンピック(五輪)への文大統領の出席はまだ決定していないという立場だ。ある関係者は「コロナをはじめ、現在は考慮する状況が多い」とし「まだ議論する段階ではない」と説明した。続いて「コロナ状況のために北京も出るのも難しいという現実的な限界があるが、首脳間の意思疎通は継続するというレベル」とし「必要なら非対面方式でいくらでもできる」とオンライン会談の可能性を開いていおいた。