福島汚染水放出、先送りか…日本原子力委、2023年春の放出「苦しい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.03 13:45
2023年春に予定されていた日本福島第一原発の汚染水海洋放出の時点が先送りされるものとみられる。原子力規制委員会が2日、現在の進行過程から判断すると汚染水を再来年の春から海洋に放出するのは難しいという見解を明らかにしたと毎日新聞が3日、報じた。
更田豊志委員長は前日、福島第一原発視察後、記者団に対して政府と東京電力が汚染水放出開始時点とした2023年春の日程に合わせるのは「かなり苦しい時期に来ている」と述べた。
汚染水海洋放流のためには日本原子力規制委員会が東京電力から提出された実施計画を審査して認可しなければならないが、東京電力側がまだ審査を申請していないためだ。