韓国首相と面談の李容洙さん、「代案ないなら慰安婦問題の国連付託を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.02 07:59
旧日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんが1日にソウル政府庁舎で金富謙(キム・ブギョム)首相と非公開で面談した。李さんは韓国政府が乗り出して慰安婦強制動員問題を国連拷問禁止委員会(CAT)に付託してほしいと促した。こうした案がこれまで韓国政府が慰安婦問題解決の原則として強調してきた「被害者中心主義」を実現する道だというのが李さんの立場だ。
今回の面談の実務手続きを準備した「日本軍慰安婦問題ICJ付託推進委員会」によると、李さんはこの日金首相に「慰安婦被害者の大部分が亡くなった状況で政府は時間が過ぎるのを待っているだけのようだ。より良い代案がないならば早く慰安婦問題の被害者中心解決に向けたCAT付託手続きを踏むようにしてほしい」と話した。