「オミクロン株=フランケンシュタイン」…抗体突破する初の免疫回避変異を懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.01 08:41
全大陸に広がったオミクロン株が既存の新型コロナウイルスワクチンに耐性を見せるだろうという見方が相次いで出ている。米製薬会社モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は先月30日、既存のワクチンがオミクロン株に対しデルタ株ほどの効果はないだろうと予想した。
彼はこの日フィナンシャル・タイムズとのインタビューで、「既存のワクチンがデルタ株の時と(効果が)同じということはない。実際に効果が落ちるようだ」と話した。続けて「関連資料を待たなくてはならないが、話してみた科学者はみんな『良くなさそうだ』と話した」と明らかにした。
モデルナとファイザーなどのワクチンの予防効果はデルタ株流行後には以前より減少したが比較的高い水準を維持していることが明らかになった。しかしオミクロン株に対する予防効果はこれよりさらに落ちるかもしれないという話だ。