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モデルナCEO「既存のワクチン、オミクロン株には効果落ちるだろう」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.30 17:13
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新型コロナウイルスワクチンを生産中の米製薬会社モデルナが、既存のワクチンがオミクロン株には効果が落ちるかもしれないとの分析を出した。

ロイター通信など米国メディアが30日に伝えたところによると、モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は「既存のワクチンがデルタ株の時と(効果が)同じということはない。実際に効果が落ちるようだ」と話した。

 
彼は「既存のワクチンがどれだけ効果が落ちるかはまだわからない。関連資料を待たなくてはならないが、話してみた科学者はみんな『良くなさそうだ』と話した」とメディアインタビューを通じて伝えた。

続けて「人体細胞を感染させるウイルスのスパイク蛋白質に突然変異が多いということは既存のワクチンを改良しなければならないかもしれないという意味」と説明した。これに伴い新たなワクチンが必要になるかもしれないというのがバンセルCEOの意見だ。

バンセルCEOはこれに先立ちCNBCとのインタビューで、オミクロン株がすでに各国に広がっているものと推測した。

彼は「この7~10日間に南アフリカとの直行便を運航した国の大部分でまだ認知されていなくてもすでに感染者がいるだろう。変異株が多くの国にすでに存在すると考える」と述べた。

その上で「オミクロン株という特定変異株に対するワクチンを大量に作って供給する準備をするまで数カ月かかるだろう」と予想した。



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