慰安婦被害者の李容洙さん、外交部次官を叱責…「空虚な約束ではなく国連に行こう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.30 16:58
旧日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんが、外交部高位当局者に「韓国政府は空虚な約束ばかりせず国連手続きを通じた解決に出てほしい」と要請した。
日本軍慰安婦問題ICJ回付推進委員会が30日に明らかにしたところによると、李さんは前日に大邱(テグ)で外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官と会った。この席で李さんは「韓国政府は慰安婦問題解決に向けた何の行動と対策もなく空虚な約束ばかりするな」と叱責した。また「より良い代案がないならば(政府の原則通り)慰安婦問題の『被害者中心』の解決に向け国連拷問等防止条約(CAT)解決手続きにこれを回付してほしい」と要請した。
これに対し崔次官は「検討したい。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官と面談して伝えたい」という趣旨と答えた。