「年内訪米」を掲げる岸田氏…支持率下落のバイデン氏は消極的
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.30 16:13
岸田文雄首相が年内の訪米を急いでいる。就任2カ月以内に日米首脳会談を行う前任首相の慣例により、遅くなる前にジョー・バイデン米国大統領と首脳会談を行うためだ。だが、内政に忙しいバイデン大統領の消極的な態度で実現は不透明だと日本経済新聞などが伝えた。
30日、日経によると、外務省は年内に米国で日米首脳会談を実現させるために総力を挙げている。日本は1月から通常国会が始まるため、それ以前に首相の訪米日程を決めることを目指している。日米同盟は日本外交の基盤なので歴代日本首相は就任直後に米国を訪問して首脳会談を持つことで本格的な外交活動を始めてきた。岸田首相が10月4日の就任直後から「年内含め早期」に訪米すると述べてきたのはこのためだ。2人は11月初めに英国グラスゴーで開かれた国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で会う機会があったが、慌ただしい日程で挨拶を短く交わすだけにとどまった。