5年間工事したソウル市内の地下道路、開通3カ月で浸水
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.30 15:47
豪雨でもなかったが、開通から3カ月しか経っていない西部幹線地下道路の一部の区間が30日に降った雨で浸水した。復旧作業のために一部区間が通行止めとなり、市民の出勤などに大きな影響が及んだ。排水ポンプの誤作動が原因と推定される中、ソウル市は原因の把握を進めている。
ソウル市と西部幹線地下道路を運営する西ソウル都市高速道路(株)によると、この日午前7時20分ごろから西部幹線道路区間のうち「城山(ソンサン)大橋→イルジク方向」の2車道が通行止めとなった。通行止めの案内に接していない車が迂回しながら出勤時間帯に交通がまひするなど大きな混乱を招いた。
地下道路内の排水ポンプの故障が原因と伝えられている中、ソウル市は正確な浸水原因を把握中と明らかにした。ソウル市の関係者は「雨による浸水でないのは確実」とし「内部の装置に問題があったかどうかなどを調べている。復旧と原因の把握を同時に進行中」と伝えた。