「防疫鋼鉄長城」自画自賛の中国、五輪への影響防ぐため焦燥(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.30 09:03
中国北京冬季五輪が67日先に迫る中で新型コロナウイルスの変異ウイルスであるオミクロン株の登場に中国が緊張している。まだ中国国内でオミクロン株感染者は確認されていない。しかし11日に香港に到着した南アフリカからの旅行客がオミクロン株に感染していることが確認された。滞在中のホテルの向かいの部屋に隔離されていた人がワクチンを接種していたのにブレークスルー感染した事実が確認されると、香港は27日に南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエなどアフリカ8カ国からの入国者を全員隔離することにした。
中国では28日に21人の新規感染者が発生した。いずれも国境周辺だ。ロシア国境に近い内モンゴルのフルンボイルで20人、ミャンマーとの国境を接する雲南省徳宏で1人が確認されたと国家衛生健康委員会が29日に発表した。