オミクロン株で「対面外交」に影響も…PKO閣僚級会議と韓国アフリカフォーラムに直撃弾
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.29 17:18
段階的な日常回復を進める「ウィズコロナ」への転換とともに久しぶりに再開される予定だった韓国政府の対面外交に赤信号が灯った。韓国の新規感染者が連日4000人台を記録している上に、新型コロナウイルスのオミクロン株の国際的な感染が急拡大する兆しを見せているためだ。特に韓国政府がオミクロン株の拡散を防ぐために取ったアフリカ8カ国からの旅行客に対する入国制限措置が欧州やアジアなどに拡大する場合、各国要人を招く対面外交行事は進行そのものが難しくなりかねない。
◇オミクロン株入国制限、韓国アフリカフォーラムに飛び火
来月9~10日にソウルで予定された韓国アフリカフォーラムが直撃弾を受けた。当初アフリカ各国の外相を大挙招待したが、このうち南アフリカとマラウイの外相が入国制限措置対象の8カ国に含まれる。現在の措置をそのまま適用すれば彼らの行事出席は事実上不可能になる。