ＢＴＳ、米国ＬＡで２年ぶりの対面公演…世界のファン「オッパ～！」大合唱
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.29 14:26
「アーミー（Ａｒｍｙ、ＢＴＳのファン）の声がいっぱいに響く公演会場…？ これって夢じゃないよね？」
ＢＴＳ（防弾少年団）が２７日（現地時間）、米国ロサンゼルス（ＬＡ）のＳｏＦｉスタジアムで公演を終えた直後に公式ツイッターに投稿したコメントだ。「明日もここでアーミーの皆さんを待っています！またね、アーミー！」
２年ぶりのオフラインコンサートの熱気は２５日ロサンゼルス空港到着当時から感知された。入国許可を出す空港職員は記者に「あなたもＢＴＳのコンサートを見に来たのか」と尋ね、ホテルではＢＴＳを象徴する紫色のコスプレをした宿泊客に少なからず会った。ロサンゼルスで最も大きい書店に挙げられるバーンズ・アンド・ノーブル（Ｂａｒｎｅｓ ＆ Ｎｏｂｌｅ）にはＢＴＳのＣＤを扱う販売台が別に用意されていた。コンサート会場近隣ホテルの宿泊費は３０～５０％上昇した。
今回のコンサート計４回の公演のチケット１８万８０００枚は前売り時に全席完売した。その後の制限席前売りまで含めれば実際の観客数は２０万人に達するというのが主催者側の説明だ。ロサンゼルス以外の地域から約１０万人がこのコンサートのためにやってきたという話も出ている。チケットは座席等級によって７５～４５０ドルで販売されたが、リセールチケット価格はオンラインチケット販売企業で１万ドル超える価格まで上昇したりもした。
ＳｏＦｉスタジアムは最大１０万人を収容できる大型競技場で、来年アメリカンフットボールのスーパーボウルと２０２８年ロサンゼルス夏季オリンピック（五輪）の開・閉幕式が行われる場所だ。来年４月にはＢＴＳと『Ｍｙ Ｕｎｉｖｅｒｓｅ』をコラボレートした英国バンドのコールドプレイがコンサートを開く予定だ。
公演前日の２６日もＳｏＦｉスタジアムは紫カラーで染まっていた。ＢＴＳの公演リハーサルを見ようと各国のＡｒｍｙたちが集まったのだ。彼らはスタジアムの外に漏れ聞こえてくるＢＴＳの歌声にあわせて韓国語で「オッパ～」と叫んだり歓声をあげたりした。ＢＴＳのグッズを販売するブースには人だかりができた。タイから来たというアリス・チューさん（２１）は「明日のＢＴＳコンサートをここで直接見ることになると思うと、興奮しすぎて空港に到着してホテルに行く前に真っ先にここに来た」と話した。
米国芸能メディア「Ｖａｒｉｅｔｙ（バラエティ）」は２７日、１回目の公演風景を伝えながら「ＢＴＳが新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）以降に初めて行う対面コンサートを観覧しようとするファンが１．６キロメートル（１マイル）にわたって列を作った」と報じた。
紫色のマスクと帽子を身につけたサイモントゥル夫婦は「２年間ＢＴＳを待ったが、コンサートを私たちが住むＬＡで開くと発表してくれたときはとてもうれしかった」とし「彼らの歌は私たち自身がどれほど大切なのかを気づかせてくれた。この時代最高の歌手」と話した。
コロンビア（ミズーリ州）から来たケリーさん（３３）は「私は熱烈なアーミー」とし「彼らの歌は私を癒やして勇気をくれる。いまが夢のよう」と話した。「Ｖが好き」というライアンさん（３１）に好きな歌を尋ねるとすぐに「『Ｄｙｎａｍｉｔｅ』『Ｂｕｔｔｅｒ』『ＮＯ ＭＯＲＥ ＤＲＥＡＭ』…、１曲だけ選ぶのは難しすぎる要求」と言って笑った。
東京からきたというフルイチミエさん（５３）は「ＢＴＳは、歌もダンスもマナーも全てが最高」とし「彼らの歌を聞くと疲れた心身が元通りになるようだ」と話した。
ＳｏＦｉスタジアムの至るところで即興のＢＴＳ舞台が繰り広げられた。公演時間まで待ちきれなかったファンの一部はＢＴＳの歌を流してカバーダンスを踊ったり、後について自分たちが好きな歌を歌ったりした。午後５時３０分、スタジアムが紫カラーにライトアップされてＢＴＳのリハーサルの音が聞こえ始めると、スタジアムの外の観客は歓声と共に「Ｏｈ Ｍｙ Ｇｏｄ！」と口々に叫んだ。
午後７時３０分、公演の開始と共にスタジアム周辺は観客の歓声に包まれた。チケットを手に入れられなかった一部のファンは雰囲気と声だけでも楽しもうとするかようにスタジアム周辺をなかなか離れようとはしなかった。
一方、今回のコンサートは新型コロナで中断されたＫ－ＰＯＰの今後の海外ツアーの可能性を占う分岐点になる見通しだ。ある企画会社の関係者は「このような大型コンサートをうまく終えることができたら新型コロナが完全に終息しなくても海外ツアーやオフライン公演を再開できる」としながら希望を表した。ＢＴＳはコンサートの日程を終えて、１２月３日にロサンゼルスで開かれる「２０２１ Ｊｉｎｇｌｅ Ｂａｌｌ Ｔｏｕｒ」に参加する。
ＢＴＳ（防弾少年団）が２７日（現地時間）、米国ロサンゼルス（ＬＡ）のＳｏＦｉスタジアムで公演を終えた直後に公式ツイッターに投稿したコメントだ。「明日もここでアーミーの皆さんを待っています！またね、アーミー！」
２年ぶりのオフラインコンサートの熱気は２５日ロサンゼルス空港到着当時から感知された。入国許可を出す空港職員は記者に「あなたもＢＴＳのコンサートを見に来たのか」と尋ね、ホテルではＢＴＳを象徴する紫色のコスプレをした宿泊客に少なからず会った。ロサンゼルスで最も大きい書店に挙げられるバーンズ・アンド・ノーブル（Ｂａｒｎｅｓ ＆ Ｎｏｂｌｅ）にはＢＴＳのＣＤを扱う販売台が別に用意されていた。コンサート会場近隣ホテルの宿泊費は３０～５０％上昇した。
今回のコンサート計４回の公演のチケット１８万８０００枚は前売り時に全席完売した。その後の制限席前売りまで含めれば実際の観客数は２０万人に達するというのが主催者側の説明だ。ロサンゼルス以外の地域から約１０万人がこのコンサートのためにやってきたという話も出ている。チケットは座席等級によって７５～４５０ドルで販売されたが、リセールチケット価格はオンラインチケット販売企業で１万ドル超える価格まで上昇したりもした。
ＳｏＦｉスタジアムは最大１０万人を収容できる大型競技場で、来年アメリカンフットボールのスーパーボウルと２０２８年ロサンゼルス夏季オリンピック（五輪）の開・閉幕式が行われる場所だ。来年４月にはＢＴＳと『Ｍｙ Ｕｎｉｖｅｒｓｅ』をコラボレートした英国バンドのコールドプレイがコンサートを開く予定だ。
公演前日の２６日もＳｏＦｉスタジアムは紫カラーで染まっていた。ＢＴＳの公演リハーサルを見ようと各国のＡｒｍｙたちが集まったのだ。彼らはスタジアムの外に漏れ聞こえてくるＢＴＳの歌声にあわせて韓国語で「オッパ～」と叫んだり歓声をあげたりした。ＢＴＳのグッズを販売するブースには人だかりができた。タイから来たというアリス・チューさん（２１）は「明日のＢＴＳコンサートをここで直接見ることになると思うと、興奮しすぎて空港に到着してホテルに行く前に真っ先にここに来た」と話した。
米国芸能メディア「Ｖａｒｉｅｔｙ（バラエティ）」は２７日、１回目の公演風景を伝えながら「ＢＴＳが新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）以降に初めて行う対面コンサートを観覧しようとするファンが１．６キロメートル（１マイル）にわたって列を作った」と報じた。
紫色のマスクと帽子を身につけたサイモントゥル夫婦は「２年間ＢＴＳを待ったが、コンサートを私たちが住むＬＡで開くと発表してくれたときはとてもうれしかった」とし「彼らの歌は私たち自身がどれほど大切なのかを気づかせてくれた。この時代最高の歌手」と話した。
コロンビア（ミズーリ州）から来たケリーさん（３３）は「私は熱烈なアーミー」とし「彼らの歌は私を癒やして勇気をくれる。いまが夢のよう」と話した。「Ｖが好き」というライアンさん（３１）に好きな歌を尋ねるとすぐに「『Ｄｙｎａｍｉｔｅ』『Ｂｕｔｔｅｒ』『ＮＯ ＭＯＲＥ ＤＲＥＡＭ』…、１曲だけ選ぶのは難しすぎる要求」と言って笑った。
東京からきたというフルイチミエさん（５３）は「ＢＴＳは、歌もダンスもマナーも全てが最高」とし「彼らの歌を聞くと疲れた心身が元通りになるようだ」と話した。
ＳｏＦｉスタジアムの至るところで即興のＢＴＳ舞台が繰り広げられた。公演時間まで待ちきれなかったファンの一部はＢＴＳの歌を流してカバーダンスを踊ったり、後について自分たちが好きな歌を歌ったりした。午後５時３０分、スタジアムが紫カラーにライトアップされてＢＴＳのリハーサルの音が聞こえ始めると、スタジアムの外の観客は歓声と共に「Ｏｈ Ｍｙ Ｇｏｄ！」と口々に叫んだ。
午後７時３０分、公演の開始と共にスタジアム周辺は観客の歓声に包まれた。チケットを手に入れられなかった一部のファンは雰囲気と声だけでも楽しもうとするかようにスタジアム周辺をなかなか離れようとはしなかった。
一方、今回のコンサートは新型コロナで中断されたＫ－ＰＯＰの今後の海外ツアーの可能性を占う分岐点になる見通しだ。ある企画会社の関係者は「このような大型コンサートをうまく終えることができたら新型コロナが完全に終息しなくても海外ツアーやオフライン公演を再開できる」としながら希望を表した。ＢＴＳはコンサートの日程を終えて、１２月３日にロサンゼルスで開かれる「２０２１ Ｊｉｎｇｌｅ Ｂａｌｌ Ｔｏｕｒ」に参加する。