外信が見た韓国「モンテリギ」の悲しい理由…「コロナ・住居価格暴騰で」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.29 08:45
最近韓国では「何もせず何も考えない自由」である「モンテリギ(ぼーっとする、Hitting Mung)」が流行っていると紹介する外信報道が登場した。
25日(現地時間)、米紙ワシントン・ポスト(WP)ソウル発記事で、韓国のモンテリギ現象についてスポットライトを当てた。WPは韓国社会について「新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染者の増加、高騰する不動産価格、長く苦痛の業務時間、世界で最も速い変化のスピードなどを経験できる場所」と紹介した後、「韓国でまともな成人として生きていくためには激しい圧迫感に苦しめられ、人々は必死に避難所を探している」と説明した。
最近韓国人が選んだ「避難所」がこの「モンテリギ」だ。WPは「モン」は何も考えない状態を意味する俗語だと説明しながら、「モンテリギ」は業務など日常から逃避する一種の行動だと表現した。WPは韓国人が楽しむモンテリギの種類として、最近のような秋に木々や空をぼーっと眺める「スッ(林)モン」や焚き火を見つめる「プル(火)モン」、川べりなどに座って流れる水を静かに眺める「ムル(水)モン」などがあると伝えた。