オミクロン株の恐怖、WHOは危険把握できていないのに…米国「第5波」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.29 08:23
新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株が南アフリカをはじめ欧州各国に広がっているが、世界保健機関(WHO)は危険性を把握するのに時間がさらにかかるとの見通しを示した。米国ではオミクロン株の感染拡大が既定事実化し第5波の可能性まで占われている。
ロイター通信によると、WHOは28日に声明を通じオミクロン株の感染力と重症化リスもなどがまだ明確に把握されていないと明らかにした。
WHOは予備データを見ると南アフリカの入院率が上昇しているが、これはオミクロン株のためというよりは全体的な感染者数増加のためかもしれないと言及した。現時点ではオミクロン株の症状が他の変異株と異なると言えるほどの情報がなく、深刻性を把握するまでには数日から数週間かかると予想した。