韓国南極世宗科学基地にスイカが鈴なりに、スマートファームの魔法
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2021.11.28 10:13
「最近収穫したカボチャでホバクジョンとテンジャンチゲを作り隊員らとともにおいしく食べました。サムギョプサルによく育ったトウガラシも一緒に食べました。南極の氷で作ったスイカのファチェ(フルーツポンチ)は本当に特別でした」。
1月から南極で生活している世宗(セジョン)科学基地第34次越冬隊のユン・ウイジュン隊長の話だ。この基地に滞在する17人の越冬研究隊員は最近1週間に1回ずつ直接収穫した新鮮な野菜を食べられるようになった。農村振興庁と極地研究所が昨年10月にアラオン号に載せて送った室内農場が本格稼動してだ。今年初めに南極に到着した室内農場は2カ月間の設置作業と試運転を終え5月7日に種をまいた。隊員は6月から室内農場で直接収穫した新鮮野菜をチゲ、スープ、ナムルなど多様な料理に利用している。