韓国首都圏の病床すでに飽和…政府「重症586人で最多、予測範囲超えた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.25 08:09
韓国国内の一日の新型コロナ新規感染者数が4000人を超えた。昨年1月20日に最初の感染者が発生して以降初めてだ。特に首都圏が深刻だ。重症患者は600人に迫っている。政府は24日、非首都圏内の上級総合病院などに準重症病床確保のための行政命令を出した。
中央防疫対策本部によると、24日0時基準で一日の新規感染者数は過去最多の4115人だった。国内発生が4087人、海外からの入国が28人。特に感染者が首都圏に集中していて、ソウル(1728人)と京畿道(1176人)ともに過去最多となった。仁川は219人。
国内発生患者のうち首都圏の比率は76.4%にのぼる。現在入院治療中の重症患者は586人に増え、過去最多だ。0-9歳と10代の重症患者も1人ずつ確認された。死者は34人で、累計3362人(致命率0.79%)となった。胎児が感染後に死亡するという初めての事例も発生した。