米CRS「北朝鮮、6年間に6回のサイバー攻撃…政権レベルで積極投資」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.24 15:18
米議会調査局(CRS)が世界サイバーセキュリティー現況を分析した最初の報告書で、北朝鮮のサイバー攻撃を高度で持続的な脅威に分類したと、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が24日報じた。
報道によると、CRSは22日に発表した「2012-21年サイバーセキュリティー」をテーマにした報告書で、「サイバー空間はロシアと中国、イラン、北朝鮮が主な脅威の行為者で、戦略的憂慮の領域になった」とし「国家単位のサイバー攻撃が最も精巧に行われている」と分析した。
特に報告書は北朝鮮のサイバー攻撃類型を「高度で持続的な脅威(APT)」に分類し、2014年から2020年までに北朝鮮が計6回のサイバー攻撃を敢行したと指摘した。具体的に北朝鮮が偵察総局の指揮の下、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の暗殺を素材にした映画『ザ・インタビュー』公開を理由に製作会社ソニーピクチャーズのコンピューターを破壊し、金融機関間の国際決済業務を遂行する「SWIFネットワーク」を毀損して銀行から通貨を盗んだと明らかにした。