<大リーグ>「怪物」大谷のおかげで…スラムダンク「安西先生」になったマドン監督
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.24 10:41
「下手くその上級者への道のりは、己が下手さを知りて一歩目」。
米メジャーリーグLAエンゼルスのジョー・マドン監督(67)が朝日新聞のインタビューに応じた23日に着ていたティーシャツに書かれていた日本語だ。マドン監督が率いるLAエンゼルスのスター選手は、日米だけでなく世界の野球界を盛り上げた大谷翔平だ。マドン監督が「スラムダンク」を知ったのも大谷のおかげだった。日本ではマドン監督のニックネームの一つが「安西先生」だ。大谷人気のためロサンゼルス現地に多数滞在する日本の取材陣がマドン監督に「安西先生」のイメージを見せ、マドン監督はこう叫んだという。「これ私ではないか、ブラボー!」。マドン監督はこの言葉を印刷したティーシャツを本人のグッズとして制作するにまで至った。このティーシャツは球団のオンラインサイトで販売中だ。
朝日新聞の今回のインタビューはシーズンを振り返る形で行われた。マドン監督は大谷に満足感を表しながら「多様性」をキーワードとして強調したと、同紙は伝えた。人種および選手のタイプなど多様性を備えることが良い野球の基本という点でだ。マドン監督は朝日新聞に「多様性は強み」とし「多様な考え方や哲学を持った人がいて、彼らを理解しようとしたり、何かを吸収しようとしたりすることは、グループ全体を強くする」と述べた。