米国務省、中国の脱北者強制送還に懸念…国際義務の履行を要求
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.17 16:07
米国務省が中国の脱北者強制送還に懸念を表し、脱北者を難民でなく不法移民者と規定した中国政府の主張に反論したと、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が17日報じた。
報道によると、米国務省報道官室の関係者は16日、「脱北者を難民でなく不法移民者と規定した中国政府の書簡」に対するVOAの論評要請にこのように答えた。
この関係者は「北朝鮮に強制送還された亡命希望者は帰国後、即決処刑を含む拷問と迫害の深刻な危険に直面する」とし「我々は中国が1951年の国連難民条約、そして1967年の難民議定書と拷問禁止条約の当事国として、国際義務を履行することを引き続き促す」と明らかにした。