ファイザー、「コロナ飲み薬」を中・低所得95カ国にジェネリック医薬品を許容
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.17 10:23
米製薬会社ファイザーが新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の経口用治療薬(飲み薬)パクスロビド(Paxlovid)を、中・低所得国では特許使用料なしで生産できるようにする予定だとロイター通信などが16日、伝えた。ファイザーは国連国際医薬品購入ファシリティ(UNITAID)傘下の「医薬品特許プール(MPP)」と契約し、世界中・低所得95カ国とパクスロビドの製造免許を共有することにした。
ロイターは「過去5年間、中下位から中上位圏に所得水準が転換された国も恩恵を受けることになり、世界人口の約53%が今回の契約の恩恵を受けることになる」と報じた。先進国に属する韓国はパクスロビドの製造免許共有対象から除外された。韓国政府は先月、ファイザーと7万人分の経口用治療薬購入契約を結んで来年1-3月期国内導入する予定だ。