中国のTHAAD報復は除き日本の規制にだけ言及…韓国政府のあやしい「選択的記憶力」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.14 09:42
だが鄭長官が出国したのは先月26日だった。すでに尿素水大乱の被害が可視化した時期だった。また、いまは伝書鳩を飛ばしてメッセージをやりとりする時代でもなく、いつでも電話や電子メールで連絡が可能なのに海外にいて状況報告を受けられなかったという説明は国民を欺瞞するものと変わらない。
結局中国のやり方に対する韓国政府の認識そのものが安易だったという批判は避け難い。鄭長官は国会での答弁で「中国側からの韓国への説明によると特定国を狙った措置ではないと言った。『韓国が誤解しなければ良いだろう』というのが王外相が私に送ってきたメッセージ」とも伝えた。