ロッテグループ会長が自らの人脈駆使…6カ国から尿素1万9000トン確保
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.12 06:44
韓国では尿素水不足が起きて不安が広がっているが、ロッテ精密化学が世界6カ国を通じて車両用尿素水3カ月分を生産することができる原料を確保した。ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長が自身の人脈を動員して物量を確保したという裏話だ。
韓国最大の尿素水製造・生産業者であるロッテ精密化学は11日、車両用尿素水5万8000トンを生産できる尿素1万9000トンを確保したと明らかにした。ロッテ精密化学が新規で確保した尿素はベトナム8000トン、サウジアラビア2000トン、日本1000トン、ロシア500トン、インドネシア200トンなど約1万2000トンだ。中国の輸出中断措置緩和で入ってくる中国産尿素6500トンと韓国政府が最近配分した尿素700トンを合わせれば計1万9000トン規模になる。