バングラデシュ、新型コロナ飲み薬を1錠93円で販売
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.11 09:49
米製薬会社のメルク・アンド・カンパニー(MSD)が開発した初の飲み薬型の新型コロナウイルス治療剤「モルヌピラビル」のジェネリック(後発医薬品)がバングラデシュで安価で発売されるとダッカトリビューンなど現地メディアが9日に報道した。
メディアによると、バングラデシュ医薬品管理総局(DGDA)は前日にバングラデシュの製薬会社ベクシムコ、レナタ、エスカイエフ、スクエアの4社のジェネリック販売を承認した。このほかにも製薬会社6社が承認を待っている。
ベクシムコは9日からジェネリックエモリビルの販売を始めた。ジェネリックの価格は1錠当たり70タカ(約93円)で、治療に必要な1セット当たり2800タカで販売される。この薬は1回4錠ずつ1日2回、5日間で40錠を服用するのが1セットになっている。レナタは1錠50タカで販売する計画だ。これに先立ちニューヨーク・タイムズは米政府がメルクと購入契約を結び、患者当たり712ドルと策定し170万セットを注文する予定だと伝えた。