주요 기사 바로가기

「安倍派」首長としてカムバックする安倍氏…「岸田人事にカンカン」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.11 08:21
0
2020年9月に首相職から退いた安倍晋三元首相が11日、自民党最大派閥である細田派の会長に就任して政治の表舞台に出る。退任後1年2カ月間の「水面下政治」に終止符を打ち、自民党内の実権者としての顔を現し、今後の政局運営に積極的に介入するものとみられる。

読売新聞など日本メディアによると、安倍氏は11日に開かれる派閥総会の議決を経て第10代会長に就任する。細田博之現会長が10日に衆議院議長に選出されたことに伴うものだ。新首長の名を冠して派閥の名前は「安倍派」に変わる。

 
今回の選挙で国会議員87人を輩出した細田派は自民党衆・参議院議員の約4分の1を占める。規模は党内2位の麻生派(48人)の2倍近くになる。

細田派は福田赳夫元首相が1979年に創設した「清和会」がその母体となっていて、安倍氏の父親である安倍晋太郎元外相が会長を務めたこともある。1998年に現在の「清和政策研究会」に名称を変え、自民党内の派閥のうち最も保守的でタカ派志向が強い。森喜朗元首相、小泉純一郎元首相らも同派の会長を務めた。

安倍氏は2012年第2次執権後は派閥を出て無派閥状態だったが、事実上細田派の実質的なリーダーとして君臨してきた。派閥の会長でなくても依然と党内での影響力が大きい安倍氏が本格的に前面に出たのは、岸田文雄首相に対する不満のためという解釈もある。

安倍氏は先の総裁選で1次は極右志向の高市早苗現自民党政調会長を支持し、決選投票では岸田氏を支持して彼を首相にした張本人だ。すべての過程が党員に人気の高い河野太郎前行政改革相の当選を阻止しようとするための「安倍のシナリオ」だったという分析が出ている。

だが岸田氏は当選後、安倍氏の「人事請託」を何度も無視した。日本経済新聞などによると、安倍氏は自身の側近である高市氏を自民党幹事長に、萩生田光一現経済産業相を官房長官に座らせるよう要求したが岸田氏は従わなかった。

さらに10日に発足した第2次岸田内閣で林芳正前文部科学相が外相に抜擢されると安倍氏の不満はさらに大きくなったという。林外相は参議院議員を辞して先月末に開かれた衆議院選挙で山口3区から出馬して当選した。安倍氏の地方区は山口4区、安倍氏の弟である岸信夫防衛相の地方区は山口2区だ。

山口は人口に比べて選挙区が多く、次期衆議院選挙では計4つの地方区を3つにすることになるが、安倍氏の地方区である4区と林氏の地方区である3区が統合される可能性が高い。そうなった場合、次期選挙で2人は地方区を巡って競争しなければならない。

日本メディアはまた、山口で「安倍家」と「林家」は「天敵」と呼ばれているとも伝えた。安倍氏の父親である安倍晋太郎と林氏の父親である林義郎は過去の中選挙区制時期、山口1区に共に出馬して票争いを繰り広げた間柄だ。その後小選挙区制に変わり、林氏の父親が安倍氏の父親に地方区を譲り、比例代表で国会に入った。

日経は安倍氏が岸田氏の人事に不信をくすぶらせていて、自身の意向が充分に反映されていないと受け取っていると伝えた。これに対して日刊ゲンダイは9日、「林氏の外相起用に対し、安倍晋三元首相がカンカンになっている」と伝えた。

一方、岸田首相は10日、就任1カ月で代数を変えて第101代首相に就任した。先月31日に開かれた総選挙で衆議院が新たに構成されて、この日午後開かれた特別国会で首相に再び指名された。

この日発足した第2次岸田内閣は林外相を除いて第1次内閣の閣僚をそのまま横滑りで登用した。

新たに権力の座に就いた岸田首相と政治の表舞台に立った安倍氏の対決構図は来年夏の参議院選挙まで続く見通しだ。参議院選挙でも自民党が勝利すれば岸田首相の長期執権の可能性が高まる。反面、選挙結果が良くない場合、安倍氏が再び「キングメーカー」として出てきて、首相交代を主導したり自ら登板したりする可能性も議論されている。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    포토뷰어

    「安倍派」首長としてカムバックする安倍氏…「岸田人事にカンカン」

    2021.11.11 08:21
    뉴스 메뉴 보기
    安倍晋三元首相
    TOP