韓国第一野党「国民の力」の支持率が４６％を記録して党発足以来最高値を記録したという世論調査の結果が８日、公表された。

リアルメーターがＹＴＮの依頼で今月１日から５日まで（１１月第１週）の全国満１８歳以上の男女２５２５人を対象に政党支持率を調査した結果、国民の力の支持率は４６．０％であることが分かった。

先週（４２．６％）に比べて３．４％ポイント上昇し、党発足以来最高支持率を記録した。

反面、与党「共に民主党」は先週に比べて４．０％ポイント下落した２５．９％となり、現政権発足以降最低値を記録した。

国民の力の支持率はソウル（４８．７％、８．２％ポイント↑）、大田（テジョン）・世宗（セジョン）・忠清（チュンチョン）（５１．０％、６．６％ポイント↑）、光州（クァンジュ）・全羅（チョルラ）（２１．２％、５．９％ポイント↑）、２０代（５０．８％、４．８％ポイント↑）、４０代（３７．２％、４．４ポイント↑）、進歩層（１９．７％、３．９％ポイント↑）などで上昇した。

民主党の支持率は光州・全羅（４５．５％、７．２％ポイント↓）、大田・世宗・忠清（１９．６％、６．７％ポイント↓）、ソウル（２３．０％、６．２％ポイント↓）、３０代（２７．６％、７．３％ポイント↓）、７０代以上（１６．２％、６．５％ポイント↓）などで下落した。

国民の力と民主党に続き国民の党が８．２％支持率で３位を記録した。開かれた民主党は５．２％、正義党は３．６％だった。

文在寅（ムン・ジェイン）大統領の支持率も先週に比べて４．５％ポイント下落した３４．２％であることが分かった。

「国政遂行を間違っている」という否定評価は５．３％ポイント上昇した６２．９％と集計された。肯定・否定評価の差は２８．７％ポイントで、文大統領の支持率が最も低かった今年４月第４週（３３．０％、肯定・否定の差２９．６％）以降、最も大きいとリアルメーターは説明した。

文大統領の支持率は光州・全羅（５６．６％、１４．５％ポイント↓）、大田・世宗・忠清（２４．９％、７．０％ポイント↓）、ソウル（３０．５％、６．５％ポイント↓）、７０代（２４．２％、７．２％ポイント↓）、４０代（４５．４％、６．４％ポイント↓）などほとんどの地域と年齢帯で下落した。

今回の調査の標本誤差は９５％の信頼水準で±２．０％ポイント。詳細内容は中央選挙世論調査審議委員会のホームページ参照。