「韓国の2030~60年1人当たり潜在成長率0.8%」…OECD最下位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.08 10:30
韓国の1人当たり潜在国内総生産(GDP)成長率が2030~2060年には0%台に落ちるという見通しが出された。経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最も低い水準だ。
OECDがこのほど発表した2060年までの財政見通し報告書によると、OECDは政策対応なく現在の状況が維持されると仮定した場合、韓国の2030~2060年の1人当たり潜在GDP成長率は年間0.8%になると推定した。潜在GDPは国の資本と労働力・資源などすべての生産要素を投じて、国がインフレ(物価上昇)を刺激せずに達成できる最大生産水準を意味する。簡単に言えば一国の経済の基礎体力を示す。