韓国の「戦略的あいまい性」の寿命は終わろうとしている(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.02 15:33
「韓国が『2人の姑』に仕えるか、それともに『2人の小姑』だけ置くかは、我々のやり方しだいだ」。2人の姑または2人の小姑はともに米国と中国を意味する言葉だ。両方とも難しいのは同じだ。米中の間に挟まれた韓国の容易でない立場を鄭在浩(チョン・ジェホ)ソウル大政治外交学部教授はこのように表現した。銃を撃たないだけで事実上戦争のような競争に入った米中は、表面上では関連国に強要しないが、実際は味方勢力の拡大に必死だ。このような状況でしくじってしまえば国の運命がどうなるかも分からない。21世紀の大韓民国は果たしてどこへ向かうべきなのか。何を準拠にして米中覇権競争が起こす風浪を解決するのか。40年近い中国研究、米中関係研究を経て最近『生存の岐路:21世紀の米中関係と韓国』を出した鄭在浩教授に先月28日に会った。
--バイデン米政権は中国との関係を「協力」「競争」「衝突」の3つに区分する。この3つのうち米中関係の未来は。